こんにちは!mizuki(@kikapyon)です。
5W1Hとは?と疑問に思っている方はきっとこれからビジネスに向き合おうとしている方かなと思います。感情で動く、いわゆる直感タイプだった私は、インターンを始めてからフレームワークというものがあることを学び、論理的思考の大切さを思い知りました。
5W1Hは効率的に情報を正しく整理して、分析しブレない軸を持つためにも非常におすすめな考え方です。
メリットデメリットや活用事例を織り交ぜながら5W1Hについてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
5W1Hとは?
5W1Hとは、誰が(Who)、何を(What)、いつ(When)、どこで(Where)、なぜ(Why)、どのように(How)についての情報を整理する方法です。この手法は、様々な分野で広く活用されていて、特に以下のような場面で活用されています。
活用の例
- プロジェクト管理
プロジェクトのスコープ、目的、納期、場所、理由、方法を整理するために使われます。 - ニュース記事
ニュース記事を書く際に、5W1Hを想定し明確にすることで、読者が情報を正確に理解できるようになります。 - 訴訟
訴訟で訴える側が5W1Hを訴状に明記することで、訴訟の勝敗が左右されることがあります。 - マーケティング
マーケティング活動では、製品やサービスの特徴、提供する場所、販売理由、販売方法を明確にすることで、消費者に伝えやすくなります。 - 学術研究
研究を進める上で、何を研究するか、いつ行われたか、どこで行われたか、どのような理由で行われたか、どのような方法で行われたかを明確にすることで、研究成果の信頼性が高まります。
メリット
- 情報整理がしやすい
情報を整理しやすくなります。情報が整理されることで、重要な情報を見つけやすくなります。 - 誤解がなくなる
誤解が生じることを防ぐことができます。自分にも相手にも情報が明確に伝わることで、情報の正確性が高まります。 - コミュニケーションがスムーズになる
相手に正確な情報を伝えやすくなります。これにより、コミュニケーションがスムーズになります。
デメリット
- 細かすぎる情報も整理しなければならない
5W1Hを整理するためには、細かすぎる情報も整理する必要があります。そのため、時間がかかることがあります。 - 情報の重要度に偏りが生じる
偏りが生じることがあります。たとえば、何をするか(What)には重点を置き、なぜするか(Why)やどのようにするか(How)については軽視してしまう場合があります。そのため、情報が偏らないように注意しましょう。 - 誰が見ても明確にならない場合がある
自分自身は明確になったとしても、他の人には伝わりにくい場合があります。そのため、相手の立場に立って情報を整理する必要があります。
5W1Hは情報整理にとても便利であり、多くの場面で活用されています。しかし、情報の偏りや他者に伝わりにくい場合もあるため、注意が必要です。
活用事例
問題解決
問題が発生した際に、どのような問題が発生したのか(What)、いつ発生したのか(When)、誰が関与しているのか(Who)、どこで起こったのか(Where)、なぜ問題が発生したのか(Why)などを整理することで、問題解決に役立ちます。
プロジェクト管理
プロジェクトの目的、スケジュール、予算、担当者、場所、進行状況などを整理することで、プロジェクトの管理がしやすくなります。
ニュース記事や報告書の作成
記事や報告書を作成する際に、何が起こったのか(What)、いつ、どこで起こったのか(When, Where)、なぜ起こったのか(Why)、どのように起こったのか(How)などを整理することで、読者が正確に理解できるようになります。
コミュニケーション
相手とのコミュニケーションにおいて、相手が何を求めているのか(What)、いつ話を聞きたいのか(When)、どこで話を聞きたいのか(Where)、なぜ話を聞きたいのか(Why)、どのように話を聞きたいのか(How)を整理することで、効果的なコミュニケーションができます。コミュニケーションがうまくいかなかった時に振り返ってみるのもよいかもしれません。
学習
学習において、何を学ぶのか(What)、いつ学ぶのか(When)、どこで学ぶのか(Where)、なぜ学ぶのか(Why)、どのように学ぶのか(How)を整理することで、学習の方向性を定めやすくなります。独学で何かを学ぶ際にも使えそうですね。
サービスデザイン
サービスデザインにおいて、何をユーザーのゴールとするのか(What)、いつ使われるのか(When)、誰が使うのか(Who)、どこで使うのか(Where)、どのように使われるのか(How)をしっかり定義することで、文脈が鮮明になります。さらに、利用の流れを4コマ漫画や、カスタマージャーニーマップ、ステークホルダーマップなどを共有することによってメンバー間での考えの齟齬も生まれにくくなります。
おわりに
5W1Hは、活用の幅が非常に広く世界でもよく使われているフレームワークです。5W1Hを使って情報を整理することで、情報の把握や分析がしやすくなり、より効果的なアクションを起こすことができます。
ぜひうまく活用してみてください。